退職には、気まずさや申し訳ない気持ちがつきものです。だからこそ、できるだけ穏便にすませて円満退職したいですよね。退職話がこじれにこじれて、結局残留しなければならなくなるというケースもあるので、3つのコツに気をつけて退職交渉をすすめましょう。
1つめのコツは、就業規則に従うことです。
退職届を出す時期、書式など就業規則で決められている場合はルール通りにしましょう。たとえば、就業規則で「退職する2ヶ月前に伝える」と決められていることがあります。事前に確認しましょう。
2つめのコツは、余裕をもって引継ぎをすることです。
退職を考えているのなら、引継ぎがうまくいくように少しずつ準備をスタートさせておきましょう。マニュアルの作成、連絡先の取りまとめなど準備しておくと、引継ぎがスムーズにいくでしょう。リーダーやマネージャーなど責任ある立場であれば、なおさら準備に時間をかけてくださいね。
3つめのコツは、退職することを明確に伝えることです。
上司から引き止められても、はっきりとした意思表示をしましょう。もし、引き止められて曖昧な態度を取っていてはいつまでたっても退職できません。普段から性格的にはっきりと自分の意見を言うのが難しい人は、次の転職先に内定をもらってから現在の勤め先に退職の意向を伝える方が良いでしょう。転職先が決まっていれば引き止められることはありませんし、もし引き止められても迷うこともないからです。
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